Engineering and Manufacturing エンジニアリング&マニュファクチャリング

エンジニアリング&マニュファクチュアリングは、かつて日本が世界に誇ってきた領域です。しかし、高度経済成長後の低迷や少子高齢化により、技術の継承が停滞しているのが現状です。一方で、既存プラントの老朽化対応やカーボンニュートラルを目指した新しい種類のプラント建設など、エンジニアに対する需要は高まっています。日本がカーボンニュートラルを達成するためには、この課題に取り組むことは避けて通れません。

ベイカレントの本質的価値 Our Essential

ベイカレントには、DXやビジネス・プロセス・リエンジニアリングなどのコンサルティングの経験を積んだプラントエンジニア出身者が、多く在籍しています。彼らが持つエンジニアリングの知見と、コンサルティングのスキルを融合させることで、計画通りにプロジェクトを完遂させるのみならず、DXやオペレーショナルエクセレンス含めた包括的なソリューションを提供します。

代表的プロジェクト事例 Featured Cases

日用雑貨の工場再編

日用雑貨事業のターンアラウンド施策の三本柱の一つに位置付けられた工場再編。まず再編前提となる製品ラインナップを確定させるため、コストを製品別に分解し、製品別収支を定量化。それを切り口に製品を大胆に絞り込んだ。その上で、生産・物流収支を黒字転換できるよう、工場と物流拠点へ製品をマッピング。やむを得ず閉鎖せねばならない工場と物流拠点については、売却先の探索と売却交渉まで支援した

プラント構築におけるDXおよびプロジェクトマネジメント

カーボンニュートラルに向けた取り組みの進展に伴い、大規模プラントの構築が相次ぐ。結果、プラント構築のプロジェクトマネージャーおよびエンジニア不足が顕在化。要員不足に対して、2つの方向からアプローチ。まずは、プラント構築マネジメント業務のDXの企画と実装を推進。それでも不足する部分については、進捗管理、コスト管理を中心に人的リソースを補完。当初計画に遅れを出さないよう、プロジェクトを推進中

ビル建設におけるDX推進

人手不足が顕著な建設業界において、DXによる業務効率化は待ったなしの状況。同様の課題を抱える石油プラント・公共インフラなどの業界の最新事例、ビル建設におけるトレンドを踏まえ、業務効率化に資するユースケースを中長期的な視点で策定。ロードマップに落とし込みつつ、テクノロジーの進化のティッピングポイント(臨界点)を特定し、中長期的なユースケースを実行に移すトリガーを定義

プロジェクト事例 Cases

DX重点戦略としてデータレバレッジの推進

長年”勘と経験”に頼ってきたオペレーションを、過去のデータに基づく裏付けによって効率化。“実行可能性”の高いユースケース策定・優先度評価の上、プロトタイプ構築等を支援

工場のセンターオブエクセレンス化

工場におけるDX推進を目指し、あるべき像を策定。現状とのギャップを分析し、それを埋めるためのユースケース提案から効果測定方法の構築を支援

画像認識AIによる異物検出サービス開発

鉄くずに混入する異物を画像認識AIで検出するサービスを企画。システム開発においては、ベンダー管理も実施。AIの学習を加速させる工夫を重ね、サービスをローンチ